無修正わいせつ動画公開の県立高教諭減給 県教委懲戒

無修正わいせつ動画公開の県立高教諭減給 県教委懲戒
北日本新聞 2014年10月4日 2時28分配信

 県教委は3日、インターネット上に無修正のわいせつ動画を公開した県立高校の男性教諭(49)を減給3カ月(10分の1)、生徒に体罰をした公立中学校の男性教諭(52)を減給1カ月(同)の懲戒処分にしたと発表した。

 県教委によると、高校教諭は2012年4月ごろから2年間にわたり、自宅のパソコンで違法なわいせつ動画4本をファイル共有サイト「シェア」を使って、不特定多数が閲覧できる状態にした。警察の捜査で発覚し、ことし6月にわいせつ電磁的記録媒体陳列罪で罰金30万円の略式命令を受けた。

 公開したのは「シェア」から入手した動画で、教諭は「他人が見られる状況だとは知らなかった」と話したという。県教委は生徒への教育上の配慮を理由に教諭の氏名を公表しなかった。

 中学教諭は昨年12月、学校に遅刻した男子生徒の頭を素手で2度殴った。

 このほか、車を運転中の速度超過などの交通違反が3件あり、公立小学校の男性教諭(26)と公立中学校の男性教頭(51)、県立高校の男性教諭(58)を戒告とした。教職員課は「あらためて綱紀粛正を徹底したい」とした。

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