36人の通知表に誤記載 横浜の12校評定など入力ミス
産経新聞 2014年10月31日 7時55分配信
横浜市教委は30日、2学期制の市立小中学校12校で今月配布した前期末の通知表計36人分に、評定や出席日数の記載ミスがあったと発表した。データ入力を誤ったり、ダブルチェックを怠ったりした人為ミスが原因だったとしている。
10日に各校で通知表を配布した後、児童・生徒や保護者から指摘があり、ミスが判明した。観点別評価や評定に関する誤記載が4校11人分、出欠席日数に関する誤記載は8校25人分だった。
12校のうち7校は過去にも誤記載があった。市教委は、日常の学習結果を記録した原簿と、通知表を作るためにパソコンに入力したデータを突き合わせるよう呼びかけているが、怠った中学もあったという。
市教委指導企画課の長谷川祐子課長は「一人一人の教諭の意識が十分でなかった」と陳謝した。