中学講師が不正乗車「経済的に厳しく」 滋賀・栗東
京都新聞 2014年11月21日 21時57分配信
滋賀県栗東市教委は21日、市立中学の女性講師(34)がJRを不正に乗車したとして、草津署に詐欺容疑で同日付で書類送検されたと発表した。女性講師は8月に臨時講師として滋賀県教委に採用され、「しばらく職がなく、経済的に厳しい状態だった。(不正乗車を)何度かやった」と話しているという。
市教委によると、女性講師は10月27日朝、出勤のため県外の無人駅から切符を買わずに栗東駅まで乗車。本来なら運賃970円が必要だが、駅員に「瀬田駅から乗った」とうそを言って770円の支払いを免れた。不審に思った県警鉄道警察隊員に任意同行を求められ、不正を認めたという。