教え子着替え盗撮の高校教諭懲戒免職/青森県教委
Web東奥 2015年1月14日 10時18分配信
県教委は13日、修学旅行先のホテルで教え子の着替えを盗撮し、罰金70万円の略式命令を受けた東青地域の男性高校教諭(26)を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。県教委は男性教諭の勤務先や氏名を明らかにしていないが、本紙取材によると青森高校の原子真輝教諭。
教職員の懲戒免職は本年度初めて。県教委は教職員のわいせつ行為について原則、懲戒免職処分としている。原子教諭は県教委の調べに事実関係を認め、生徒や保護者に対し「軽い気持ちで行った行為ですべてを裏切ってしまった。許してもらえないと思うが謝罪していきたい」と話しているという。辞職願の提出はなかった。
同日、県教育庁で会見した中村充教育長は「教育に対する不信を招くもので極めて遺憾。県民の皆さまに深くおわび申し上げる」と陳謝。青森高校の小川伸悦校長は取材に「(原子教諭)本人についてコメントすることはない。生徒が動揺しないようにサポートし、勉強できる環境づくりをしっかりしたい」と話した。