酒気帯び運転の中学教諭懲戒免職 浜松市教委

酒気帯び運転の中学教諭懲戒免職 浜松市教委
@S[アットエス] by 静岡新聞 2015年1月21日(水)7時26分配信

 浜松市教委は20日、酒気帯び運転で逮捕された市立中郡中の女性教諭(39)=同市中区=を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。教職員による酒気帯び運転が連続したことを受けて、児玉一記教育長と花井和徳学校教育部長は給料の一部を自主返納する意向を示した。給料の返納は市教委で初めて。
 本年度の教職員の懲戒処分は3件目で、酒気帯び運転による処分は昨年9月に続き2件目。給料返納は児玉教育長が20%(1カ月)、花井部長は10%(同)。職員を監督・指導する義務を怠ったとして、20日付で同校の校長(60)を文書訓告、教頭(49)を口頭訓告とした。
 同日、市役所で会見した児玉教育長は「思いが教職員に伝わらなかったことに無念さを感じている。職員指導とともに教職員の自覚の醸成に努める」と述べ、陳謝した。
 市教委の聴取に対し、女性教諭は市内の飲食店でジョッキ3杯のビールを飲んだ後、行きつけのガソリンスタンドに向けて運転中に事故を起こしたと説明したという。
 女性教諭は11日夜、同市西区の県道で乗用車を酒気帯び運転し、道交法違反容疑で現行犯逮捕された。13日付で浜松簡裁から罰金30万円の略式命令を受け、即日納付した。

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