武雄簡裁、飲酒運転発覚逃れの教諭に有罪判決

武雄簡裁、飲酒運転発覚逃れの教諭に有罪判決
佐賀新聞 2015年02月03日 17時31分

 追突事故を起こし、飲酒運転の発覚を逃れるため現場から立ち去ったとして自動車運転処罰法違反(発覚免脱)などの罪に問われた武雄市武雄町武雄、県立金立特別支援学校教諭川内健被告(56)に武雄簡裁は3日、懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。

 判決理由で村松悠史裁判官は、飲酒運転が発覚し失職することを恐れて現場から逃走したとして「自己保身のみを図ろうとする態度は厳しい非難を免れない」と指摘した。

 判決によると、川内被告は昨年11月20日午後10時20分ごろ、武雄町の県道で、酒を飲んで乗用車を運転中、止まっていた50代女性の軽乗用車に追突し逃走。市内の駐車場などで過ごし、アルコールの影響が発覚するのを免れようとした。

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