韓国・ソウル大の学生、教授セクハラ問題に対して「共同行動組織」を立ち上げ―韓国メディア

韓国・ソウル大の学生、教授セクハラ問題に対して「共同行動組織」を立ち上げ―韓国メディア
FOCUS-ASIA.COM 2015年2月13日 8時3分配信

韓国・ソウル大学の学部生と大学院生が11日、「共同行動」組織を立ち上げ、最近立て続けに発生している教授の学生セクハラ事件に対処することを決定した。韓国・news1通信社の11日付報道を、環球網が12日伝えた。

同大学の大学院生協会および学生会などの団体は11日に開いた記者会見で、共同で教授のセクハラ事件に対処することを明らかにした。経営学研究院教授による女子学生セクハラ問題については「事件の調査と解決を積極的に促すとともに、調査の過程を監督する責務を負う」とコメント。数学教授によるセクハラ事件に対しては「当事者の教授が深く反省しなければならないとともに、法の公平さが保証されなければならない」とした。

同大学の人権センターは、これらのセクハラ事件で浮き彫りになった、問題解決方法の未熟さについて積極的に改善することを明らかにした。関係者は「センターとしては、校内に存在する問題の解決を望んでいるが、それには証拠が必要だ」と語っている。

同センターの調査によると、問題を起こした経営学研究員教授は昨年4月に「数年に及び女子学生にセクハラ行為を働き続けてきた」と指摘されていた。また、酒席において女子学生にたいして性的嫌がらせをしたことも明らかにされており、同センターもこの教授の教え子に対して調査を開始した。関係者によれば「教授についていたすべての女子学生について調査、面談を行ったうえで、教授に懲罰を科す」とのことだ。

(編集翻訳 城山俊樹)

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