アカハラの女性准教授、停職処分…不適切支出も

アカハラの女性准教授、停職処分…不適切支出も
読売新聞 2015年02月14日 14時11分

 金沢美術工芸大は13日、学生に対し、授業外の作業を強いるなどの嫌がらせ(アカデミック・ハラスメント)をしたとして、女性准教授(40歳代)を停職1か月の懲戒処分にしたと発表した。

 処分は12日付。

 発表によると、准教授は2013年夏、自身の個人研究室で、学生に学習に関係ない作業を強要させるなどした。また、大学の調査で、准教授が大学で勤務している11〜13年に、旅費の重複請求などで教員研究費計約20万円の不適切な支出も見つかった。准教授は「作業に理由や目的などがあった」と話しており、不服を申し立てる意向という。

 処分に関連し大学は、担当教授2人と職員1人を文書注意、職員5人を口頭注意とした。

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