セクハラと個人情報流出、千葉大54歳教授を免職処分

セクハラと個人情報流出、千葉大54歳教授を免職処分
産経新聞 2015年2月21日 7時55分配信

 千葉大(千葉市稲毛区)は20日、個人情報を無許可で自宅に持ち帰ったり、セクハラ行為をしたりしたとして、同大教育学部の男性教授(54)を懲戒免職処分にしたと発表した。

 同大によると、男性教授は昨年3月、部局長の許可を得ず、延べ約4万7千人分の卒業生や在学生などの個人情報をハードディスクに入れて自宅に持ち帰り、インターネットに接続。一時第三者の閲覧が可能な状態になっていた。外部からの指摘で発覚したが、流出した個人情報が悪用された形跡はないという。

 また、同8月には海外での調査旅行に同学部の女子学生2人を同行させ、酒に酔った1人にキスをしたという。女子学生が学校側に相談して発覚。ハードディスクには女子学生らの下着の写真が50枚程度保存されていた形跡があり、男性教授が約10年前からゼミ合宿などで学生の下着を撮影していた可能性があるという。同大の調査に男性教授はセクハラ行為を否定している。

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