酒気帯びで懲戒免職 元教諭に判決
(秋田県)
県立高校の元教諭が、酒気帯び運転を理由に受けた懲戒免職処分の取り消しを求めていた裁判で、仙台高裁秋田支部は26日、一審の秋田地裁に続いて、男性の請求を退ける判決を言い渡しました。
訴えていたのは、県立大曲農業高校で教諭を務めていた男性です。 男性は2011年9月、飲食店や自宅で酒を飲んだ翌朝に車を運転していたところ、酒気帯び運転の疑いで検挙され、その後懲戒免職処分を受けました。男性は「裁量権の逸脱と濫用にあたる」として処分の取り消しを求めていました。判決で、山田和則裁判官は、「男性の請求には理由がない」とした上で、「前日の夜に、日頃の飲酒量を大幅に上回る量の飲酒をしていたにもかかわらず運転に及んでいることを考えても一審の判決は相当」として、男性の主張を退けました。判決を受けて男性は、ABSの取材に対し、「今後のことについては、弁護士と相談して決めていきたい」と話しています。一方、県側は「処分の妥当性が認められたものととらえている」とコメントしています。
[ 2/26 19:33 秋田放送]
次は最高裁ですか?
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県警高速隊は18日、大仙市幸町、県立大曲農高教諭、後藤和芳容疑者(40)を道路交通法違反(酒気帯び、最高速度超過)の疑いで現行犯逮捕した。
逮捕容疑は同日午前10時5分ごろ、秋田市河辺松渕の秋田道下りで、酒気を帯びた状態で制限速度(80キロ)を33キロ超える速度で乗用車を運転したとしている。後藤容疑者は「昨夜酒を飲んだ」などと容疑を認めているという。