東工大研究費詐欺、元教授の追送検分は不起訴

東工大研究費詐欺、元教授の追送検分は不起訴
読売新聞 2015年3月19日(木)21時17分配信

 東京工業大の研究資金を巡る詐欺事件で、東京地検は19日、研究費約3000万円を詐取したなどとする追送検分について、同大元教授・岡畑恵雄被告(67)(詐欺罪で公判中)を不起訴(嫌疑不十分)とした。

 地検は「犯行への関与が薄く、被害額の一部も返金された」としている。

 また、架空の給与名目で約640万円を詐取したとする別の追送検分については不起訴(起訴猶予)とした。岡畑被告の共犯として別の詐欺容疑で逮捕され、処分保留となっていた同大元職員の女性(63)も不起訴(同)とした。

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