体罰で教諭ら3人処分=胸蹴り骨折も―福岡市
時事通信 2015年3月25日 15時39分配信
福岡市教育委員会は25日、生徒や児童に体罰を加え負傷させたとして、市立の中学校の男性教諭と特別支援学校の男性講師を減給1カ月(10分の1)、小学校の男性教諭を戒告処分にしたと発表した。
市教委によると、同市南区の中学校で野球部顧問を務める教諭(29)は昨年11月、校門付近であいさつの指導をした際、帽子を取らなかった部員がいたことから、部員全員を正座させた上で、2年の男子生徒の胸部を蹴り骨折させた。
特別支援学校高等部の講師(40)は昨年4月、教室内での着替えを指導する際、知的障害のある2年の男子生徒の顔を拳で6回たたき、あざや口を切るけがをさせた。また、東区の小学校教諭(58)は昨年12月、図工室で掃除態度の指導中に、4年の男子児童の後頭部を鍵が付いた木の板でたたいた。