919万円横領事務主任、生徒にキスの教諭免職 道教委懲戒処分
北海道新聞 2015/03/26 05:00、03/26 08:16 更新
道教委は25日、生徒の校外模試費用など計919万円を横領し遊興費などに充てたとして、小樽市内の高校に勤務していた男性事務主任(54)を免職とするなど、計12件15人の懲戒処分を発表した。
道教委によると、事務主任は同校に着任した2013年4月〜15年1月の間、保護者から預かった金を不正に払い戻し、「パチンコや借金返済に使った」という。事務主任は全額を返済しており、同校やPTAは刑事告訴しない方針。不正を長期間見逃したとして、同校の校長(59)、教頭(55)、事務長(59)の3人を戒告とした。
このほか、女子生徒へのわいせつやセクハラ行為で、胆振管内の男性高校教諭(36)と上川管内の男性高校教諭(48)が懲戒免職。いずれも生徒をドライブに誘い、キスをするなどした。オホーツク管内の男性特別支援学校教諭(34)はカメラで女性を無断で撮影し、停職2カ月となった。