93人分の通知表に記載ミス 芦屋市の中学校、教員の入力ミスか

93人分の通知表に記載ミス 芦屋市の中学校、教員の入力ミスか
産経新聞2015年3月28日(土)07:37

 芦屋市教育委員会は27日、市立潮見中学校の生徒計93人分の通知表に記載ミスがあったと発表した。誤記載は2年生の国語の年間評価、評定と3年生の出席日数など。進学や進路への影響はないとしている。

 市教委によると、同中で2年生の国語を担当している30代の男性教諭が担当した生徒118人中25人の観点評価と評定に誤りがあった。この教諭が年間評価の成績をつける際、パソコンの成績処理ソフトに間違った計算式を入力したことが原因とみられる。

 通知表は本来、学年の教務担当教諭や校長などで複数回の点検を行うが、このケースでは点検していなかったという。

 さらに、全校生徒の通知表を調査したところ、3年生105人中68人の授業日数が本来は44日なのに、54日と記載されていたことも判明した。

 市教委は「今後は、必ず複数の教員で確認するよう作業の徹底を指示した」としている。

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