<韓国集団万引>本庄第一高、29人「無期停学以上」 監督を解雇

<韓国集団万引>本庄第一高、29人「無期停学以上」 監督を解雇
埼玉新聞 2015年4月24日(金)22時55分配信

 韓国ソウルのショッピングモールで3月、県内の私立高校の男子サッカー部員が集団万引した問題で、同高校長らが24日会見し、万引の生徒29人を無期停学以上の処分としたほか、同部監督の教諭(48)を懲戒解雇に、同コーチで引率の教諭(32)を停職1カ月の処分にしたと発表した。

 会見は本庄第一高校(本庄市仁手)の吉田秀也校長と相川浩一副校長が行った。吉田校長らは冒頭「多大なご迷惑をお掛けしたことをおわびしたい」と謝罪した。会見では万引をした生徒が、新たに6人増えて29人となったことを明らかにした。

 教諭2人の処分の理由について吉田校長は「問題が起きた際、ほかにも万引をした生徒がいることを知りながら事態を大きくしたくないとの考えで学校側にきちんと伝えなかったため」と説明している。同校は「再出発」を掲げ、ホームページなどで実名でのおわびを行っている。

 男子サッカー部の韓国遠征は3月23日〜27日で、韓国の高校生らと強化試合を行った。4泊5日の日程で生徒37人と監督、コーチら計41人が参加した。3月27日朝、集団万引をしたという。

 同校によると、生徒が万引した商品はベルトや財布などだった。前回の23人(聴取を受けなかった1人を含む)が69点(26万円相当)で、今回の6人は9点(4万円相当)だったという。

 同校は今後、生徒の心に訴えていく指導を徹底させるため、外部の有識者を加えた再発防止委員会を近く立ち上げる。

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ソウル集団万引 生徒29人に「無期停学以上」の処分 監督は懲戒解雇 本庄第一高校
産経新聞 2015年4月24日(金)19時54分配信

 ソウルの大型ショッピングモールで3月、埼玉県の私立高校のサッカー部員が集団万引した事件で、学校側が24日、会見し、万引した生徒29人について今後、無期停学以上の処分を行い、引率したサッカー部監督の教諭(48)を同日付で懲戒解雇したことを明らかにした。

 会見したのは同県本庄市の本庄第一高校。吉田秀也校長らによると、万引した生徒は当初22人としたが、調査の結果、29人だったことが判明。盗品は計78点(約30万円相当)だった。

 29人は現在も自宅謹慎中で、本人の意向も確認しながら処分を決める。監督の懲戒解雇は、3月27日に22人の万引が発覚後、他にも万引した生徒がいたことを知ったにもかかわらず学校側に報告しなかったことが理由。もう一人の引率教諭(32)についても「監督の虚偽報告を知りながら報告しなかった」として停職1カ月の処分とした。

 サッカー部は関東大会県予選などを出場辞退しており、今後については高体連サッカー専門部などと相談して決める。また、今後、外部の有識者を加えた再発防止委員会を設置し、改善に取り組むとしている。

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