59歳・教諭、小2児童が書いた絵踏み、丸めて捨てる 停職処分

59歳・教諭、小2児童が書いた絵踏み、丸めて捨てる 停職処分 
産経新聞 2015.4.27 18:01

 北九州市教育委員会は27日、授業中に2年男児が描いた絵を踏んだ上、ごみ箱に捨てたとして市立小学校の男性教諭(59)を停職6カ月の懲戒処分とした。教諭は市教委に「感情を抑え切れなかった。児童たちに申し訳ない」と話し、3月下旬から病気休暇を取り、心療内科に通院しているという。

 市教委によると、教諭は昨年6月、担任をしていた2年生クラスの図工の授業中、ふざけていた男子児童を注意した後、この児童が描いた絵を足で2回踏み、手で丸めてごみ箱に捨てた。

 今年1月には、連絡帳を忘れた別の男子児童に連絡帳の代わりとして用紙を渡す際、突然怒りだしカッターで紙を何度も刺したほか、別の日にも児童がざわついていた際に、子どもたちが作った授業参観の発表会プログラムをはさみで切り丸めて捨てた。同月下旬に児童の保護者が学校に相談して発覚した。

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