体罰や不適切発言 高校教諭減給処分
読売新聞 2015年05月23日
県教委は22日、部活動の生徒らに対し体罰や不適切な発言をしたとして、佐世保市内の県立高男性教諭(43)を同日付で減給1か月(10分の1)の懲戒処分にしたと発表した。
発表によると、男性教諭は2014年5月〜今年2月、顧問を務める陸上部員ら男女12人に対し、無断欠席したり、集合時間を守らなかったりした際、頭やほほをたたくなどしたほか、女子生徒に「短距離は胸が小さい方がいい」などと不適切な発言をしたという。
3月に部員2人が他の教諭に相談して発覚。男性教諭はこれまでも、体育の授業中に男子生徒を平手打ちしたとして校長と県教委から注意を受けたことがあったという。
このほか、校長(58)は、監督責任があったとして文書訓告となった。