中学教諭をひき逃げで逮捕 大津署、容疑を否認
京都新聞 2015年6月12日 13時1分配信
大津署は12日、自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、南郷中の男性教諭(52)を逮捕した。
逮捕容疑は、11日午後5時15分ごろ、乗用車を運転中、大津市丸の内町の近江大橋西詰交差点で草津市内の大学3年の女性(21)のバイクと接触し、転倒した女性に左肩打撲などの軽傷を負わせ、そのまま逃げた疑い。
同署によると、男性教諭は「何かに当たったがバイクと思わなかった」と容疑を否認しており、現場から約2キロ走った信号で停車中に後続車の運転手から事故を指摘されたという。乗用車は運転席側のドアやミラーが破損していた。
南郷中によると、男性教諭はこの日、大津市役所で会議を終え、帰宅途中だったという。
大津市では3日にも市立小の女性教諭が酒気帯び運転で物損事故を起こし学校に報告していなかったことが判明。市教育委員会は4日、全市立小中学校、幼稚園の教諭に対し不祥事防止の指示をしたばかりだった。市教委学校教育課は「事実関係を確認中だが、信頼回復に向けて取り組む中でこのような事態が起き、市民に対し誠に申し訳ない」としている。