米沢栄養大、授業中の実験で事故 16人が目の充血、痛み
山形新聞 2015年6月13日(土)7時59分配信
米沢市の県立米沢栄養大(鈴木道子学長)は12日、健康栄養学科の授業中、紫外線装置を使った実験で、学生16人が目の充血や痛みを訴える事故があったと発表した。このうち9人が医師の診断を受けたが、全員快方に向かっている。
同大によると、授業を受けていたのは同大2年の男女39人。授業は10日の4、5時限(午後2時40分〜同5時50分)に行われ、大豆食品から遺伝子を検出し観察する実験で、紫外線を照射した際、紫外線を直接見たことが原因とみられる。
実験には50代の男性非常勤講師と20代の男性助手がついていたが、本来、設置すべきだった紫外線防御カバーを取り付けなかったという。実験翌朝に、学生から症状の訴えが相次いだ。