学年主任の教諭、酒席で同僚の腕にたばこの火
読売新聞 2015年06月26日 11時22分
奈良県の御所市立中学校で3年の学年主任を務める男性教諭(40)が、県内の飲食店で開かれた修学旅行の打ち上げ会の席上、火のついたたばこで同僚の男性教諭(23)の腕をつつき、校長から口頭で注意されていたことが、わかった。
学年主任は「偶然当たった。悪意はなかった」と説明しているという。
校長によると、打ち上げ会は19日夜、3年のクラス担任ら5人で行われ、学年主任が同僚にたばこの火を近づけ、右腕に触れた。やけどはしなかったが、薄く赤い跡が残ったという。病院には行っていない。
同席した他の教諭が校長に報告して発覚。学年主任は「もめ事はなく、悪ふざけで火を近づけた」と説明し、同僚らに謝罪。同僚も納得しているという。校長は「危険な行為で軽率。厳しく指導していく」と話している。
23日に報告を受けた市教委は「酒席での偶発的な出来事で、不祥事とはいえない」としている。