重傷負わせるなど体罰教諭ら処分 大阪市
日刊スポーツ [2015年7月10日0時18分]
大阪市教育委員会は9日、体罰で生徒に左目の眼底骨折など重傷を負わせた中学校の男性教諭(33)を停職2カ月の処分としたと発表した。
男性教諭は4月、部活の練習をせずに帰ろうとした3年の男子生徒を引き留めた際、抵抗されたため右手で左ほほを1回殴った上、投げ飛ばして膝蹴りした。
このほか、小学5年の男子児童の顔を殴り軽傷を負わせた男性教諭(31)と、中学2年の男子生徒を倒すなどし、左手の親指にけがを負わせた男性教諭(31)を減給10分の1(6カ月)とした。
また市は9日、知人女性にけがをさせたとして大阪府警に逮捕され、不起訴処分となったこども青少年局の男性職員(34)と、バスに当て逃げしたとして道交法違反罪で罰金5万円の略式命令を受けた浪速区役所の男性職員(48)を減給処分にしたと発表した。(共同)