大阪桐蔭の裏金、学校法人が地検に経理書類提出

大阪桐蔭の裏金、学校法人が地検に経理書類提出
読売新聞 2015年7月22日 18時28分配信

 大阪桐蔭中学・高校(大阪府大東市)の裏金問題で、運営する学校法人・大阪産業大学が今月、大阪地検特捜部に経理書類などの関係資料を任意提出したことがわかった。

 昨秋、問題が発覚する直前に壊れ、裏金に関するデータが消えたとされる教職員用のパソコンなども含まれるという。

 関係者によると、特捜部は、前校長(74)らについて業務上横領と背任の両容疑で学校法人から提出された告訴状などを受理した今月2日以降、任意で関係資料を提出するよう法人側に求めていた。裏金が管理されていた口座の出入金記録や、同校の会計に関する帳簿類などが対象とみられる。

 パソコンは今年3月に公表された第三者委員会の調査結果で、昨年9月頃に突然壊れ、当時、同校担当者が業者に原因やデータ回復を依頼したが、「原因不明で回復不可能」と返答されていたことがわかった。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする