痴漢や盗撮は原則クビ! 神戸市、処分指針見直しで厳罰化 市長「情けない」

痴漢や盗撮は原則クビ! 神戸市、処分指針見直しで厳罰化 市長「情けない」
産経新聞 2015.7.28 20:04

 神戸市は28日、痴漢や盗撮などのわいせつ行為をした職員の懲戒処分の指針を見直し、厳罰化すると発表した。原則として免職とする。8月1日から適用する。

 市によると、18歳未満に対する買春を現行の「免職または停職」から「免職」とし、痴漢や盗撮も「免職、停職または減給」から「免職または停職」とする。久元喜造市長は28日の記者会見で「原則はすべて免職とする方向で運用する」と述べた。

 神戸市では7月、女児らに下半身を露出したとして、公然わいせつ容疑で職員が逮捕された。平成24年度から市教育委員会の職員を含めて計17人が盗撮や痴漢、強制わいせつなどで懲戒処分となっている。

 久元市長は「職員による事件が続発していることを見過ごすわけにはいかない。指針を強化せざるを得ないこと自体が情けない」と話した。

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