名大院教授ら書類送検 美容外科を不正開設容疑

名大院教授ら書類送検 美容外科を不正開設容疑
読売新聞 2015年07月29日

 中京病院(名古屋市南区)形成外科部長らが長野県松本市の美容外科を不正に開設したとされる事件で、愛知県警が60歳代の名古屋大大学院教授の男と、医師の男女の計3人を医療法(開設の許可)違反の疑いで名古屋地検岡崎支部に書類送検したことが28日、捜査関係者への取材でわかった。送検は27日付。

 捜査関係者によると、教授ら3人は、同病院形成外科部長、浅井真太郎被告(50)(医療法違反で起訴)と松本市の美容外科「松本駅前皮膚科」(廃院)の元経営者、植野令子容疑者(56)と共謀。2012年6月〜12月と13年1月〜14年9月、長野県知事の許可を受けずに同皮膚科を不正に開設した疑い。

 教授は浅井被告の依頼を受け、保健所に提出する開設届に名義だけ貸す医師の男を紹介。医師の女については浅井被告が植野容疑者に直接紹介したという。

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