教員採用試験の生物と音楽で出題ミス 奈良県教委
産経新聞 7月29日(水)8時25分配信
奈良県教育委員会は28日、今月11日に実施した今年度の公立学校の教員採用試験(1次試験)で、高校理科(生物)と、中学・高校音楽の共通問題に1カ所ずつ出題ミスがあったと発表した。合否判定に影響はないが、受験者計91人全員を正解としたという。
県教委によると、生物の問題では文章で示された実験結果からは解答を導き出せない設問が一部あったほか、音楽では、解答欄の五線譜に示された記号の間に解答を記入するスペースがなかった。
採点中、正答がなかったことなどからミスが発覚。県教委は「作問後のチェック体制が不十分だった。今後、再発防止に努めたい」としている。