群馬大学、編入試験で出題ミス 社会情報学部、「経済」分野で

群馬大学、編入試験で出題ミス 社会情報学部、「経済」分野で
産経新聞 2015年7月30日(木)7時55分配信

 群馬大学は29日、今月11日に実施した社会情報学部の編入学試験で、出題ミスがあったと発表した。

 ミスがあったのは選択科目の「経済」の分野。問題文で示した計算式の中で、乗じるべきところを誤って加えるとしていた。

 受験した学生は「社会・政治」「法律」「経営」「環境科学」「経済」の5科目から2科目を選択。経済を選択した受験者数は21人で、全員に対し誤りがあった設問の点数50点を与えた。経済以外を選択した学生に不利益が生じないよう、得点調整も行ったという。

 社会情報学部によると、問題を作成、採点した教員2人は採点の段階でミスに気付いたが、大学に報告しなかった。

 21日に受験者から他の問題に対し問い合わせがあり、入学試験委員会が点検を行った結果、ミスが判明した。問い合わせがあった問題については、ミスはなかったとしている。

 富山慶典学部長は、受験者に説明と謝罪をした上で、再発防止策を徹底するとしている。

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