千葉県教委、五輪強化指定選手の個人情報を流出
読売新聞 2015年8月15日(土)9時16分配信
千葉県教育委員会は14日、2020年東京五輪に向けた同県の強化指定選手全344人の自宅住所と電話番号を誤って県ホームページ(HP)に掲載したと発表した。
これまでに流出による被害の報告はないという。
県教委によると、ロンドン五輪に出場した体操の加藤凌平選手(順天堂大)ら、県関係の12〜23歳の344人について、競技名や氏名、学年、所属団体などの情報を7月23日、県のHPで公表。この際、住所や電話番号が載った内部資料用の一覧表も掲載した。今月10日、選手の保護者からの連絡で発覚するまで、計約8日間にわたり閲覧できる状態で、360回の閲覧があったという。
県教委の金子英孝・教育振興部長は14日の記者会見で「大事な個人情報を流出したことは極めて遺憾。誠に申し訳なく深くおわびする」と陳謝した。