「勝って返すつもりだった」…中学教諭が部費13万円をパチンコに
産経新聞 2015年8月18日(火)15時31分配信
滋賀県彦根市の市立中学校に勤務する男性教諭(53)が顧問を務めるバドミントン部の部費13万円を私的に流用したことが分かり、市教委が18日発表した。教諭は全額を返還し、自宅謹慎中。市教委は告発も検討している。
市教委によると、男性教諭は今月9日午後4時ごろ、校長室に無断で入り、机から鍵を取り出して金庫を開け、中に一時保管されていた同部の部費6万円を持ち出した。また、昨年度まで同部の会計を担当していた教諭から預かっていた繰越金のうち7万円にも手を付けるなど、今年7月4日〜今月9日の計4回、部費計13万円を私的に流用したとしている。
今月11日に別の顧問が金庫を開けた際、男性教諭の署名とともに「一時借ります」と記されたメモが入っており、事態が発覚した。
市教委の調べに対し、男性教諭は「全額パチンコに使った。パチンコで勝って返すつもりだった」と話しているという。