個人調査書36人分を紛失 四街道北高校
千葉日報 2015年09月08日 10:44
四街道市の県立四街道北高校(高橋千明校長)は7日、同校に勤務する国語科の女性教諭(44)が、担任するクラスの生徒36人分の個人調査書を紛失したと発表した。個人情報が悪用されたとの報告はないという。
同校によると、女性教諭は8月3日午後4時ごろ、調査書を利用して生徒に連絡を取ろうとした際、調査書をとじたファイル1冊の紛失に気が付いた。調査書には、生徒の氏名や住所、生年月日をはじめ、家族構成や友人関係、保護者の勤務先などの個人情報が含まれていたという。
調査書は入学時に提出される書類で、鍵のかかる机の中などに保管する決まりとなっている。ファイルは現在も見つかっておらず、同校は9月7日までに全校生徒と保護者に謝罪した。同日の記者会見で、高橋校長は「生徒と保護者にご迷惑をお掛けし申し訳なく思う。情報管理の徹底を指導していきたい」とコメントした。