勤務先の生徒にキス 都立高教諭を懲戒免職
産経新聞 2015年9月18日 7時55分配信
都教育委員会は17日、勤務先の女子生徒にキスなどをしたとして、都立高の男性教諭(26)を懲戒免職にするなど、教職員6人を懲戒処分にした。
都教委によると、男性教諭は、女子生徒に個別指導中、通信アプリ「LINE(ライン)」のIDを交換。メッセージを送りあう中で好意を持つようになったといい、今年4月、2度にわたり自家用車内でキスなどをしたという。都教委は教え子と個人的なメール交換などをしないよう、繰り返し指導していた。
このほか、学校に日帰り出張と虚偽申請し、1泊2日で硬式野球部の遠征試合を引率した都立高の男性教諭2人を戒告処分にした。2人は宿泊を伴う遠征は「年1回だけ」と勘違いし、日帰りと偽って山梨県まで練習試合に行った。貸し切りバス代は保護者会が負担。2人は「野球部を強くしたかった」などと話しているという。