セクハラ、盗撮4人を懲戒 静岡県教委

セクハラ、盗撮4人を懲戒 静岡県教委
@S[アットエス] by 静岡新聞 2015年10月29日 7時38分配信

 静岡県教委は28日、セクハラ行為と盗撮の計3件で4人を懲戒処分にしたと発表した。本年度の懲戒処分は8件9人になった。

 県教委によると、セクハラ行為は県東部の50代男性教諭が5月から9月にかけ、昼休みや放課後に20回以上にわたって同じ男子児童の体を触るなどした。男性教諭を停職6カ月、管理監督責任で校長を戒告処分とした。

 ほかの児童の母親が学校に相談したことから発覚した。男性教諭は「男子児童に特別な感情があった。迷惑をかけて申し訳ない」と話し、28日付で依願退職した。県教委は被害児童の保護者の意向を踏まえ、県警に被害届は出さない方針。

 盗撮は県中部の20代男性教諭と県東部の30代男性教諭。それぞれ静岡市葵区の大型商業施設の店舗内で8月、女性のスカートの中をスマートフォンなどで盗撮したとして静岡簡裁の略式命令を受け、罰金30万円を納付した。県教委は常習性の有無を考慮して20代教諭を懲戒免職、30代教諭を停職6カ月とした。30代教諭は28日付で依願退職した。

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