妻に暴行し大ケガ 名工大准教授を逮捕

妻に暴行し大ケガ 名工大准教授を逮捕
日本テレビ系(NNN) 2015年11月12日 23時45分配信

 妻に殴る蹴るの暴行を加え、折れたろっ骨が肺に刺さるなどの大ケガをさせたとして、名古屋工業大学の准教授が逮捕された。

 伊藤容疑者の教え子「めっちゃいい先生。一番人気な先生だった」「体育会系みたいな印象、(体格が)ガッシリして見えた」

 傷害の疑いで逮捕されたのは、名古屋工業大学の准教授で、スポーツ科学などを研究する伊藤宏容疑者(53)。警察の調べによると、伊藤容疑者は、先月25日、愛知県知立市の自宅で妻(50)の頭を殴ったほか、床に倒して蹴るなどし、ろっ骨骨折など全治3か月の大ケガをさせた疑いがもたれている。

 妻がパソコンを隠したことに腹を立て、犯行に及んだとみられているが、警察の調べに対し、「ケガをさせたことは間違いないが、もみあいになった時にひざがあたった」などと容疑を一部否認しているという。

 伊藤容疑者を知る人「町内会の区長さんとかもやられて、信じられない、びっくりしています」

 伊藤容疑者の妻は、「数年前から月に1度は暴力を受けていた」などと話しており、警察が容疑の裏付けを進めている。

<DV容疑>名古屋工業大准教授を逮捕 妻殴られ骨折も
毎日新聞 2015年11月12日 20時27分配信

 愛知県警安城署は12日、妻に暴行して全治3カ月の重傷を負わせたとして、同県知立市昭和2、名古屋工業大准教授、伊藤宏容疑者(53)を傷害容疑で逮捕した。伊藤容疑者は「もみ合っているうちに膝が当たっただけ」と容疑の一部を否認しているが、同署はドメスティックバイオレンス(DV)を繰り返していた可能性があるとみて調べる。

 容疑は10月25日午後9時半ごろ、自宅の居間などで、妻(50)の頭や腹などを殴った後、床に倒して膝で背中に飛び乗り、あばら骨を骨折させるなどしたとしている。

 同署によると、伊藤容疑者は妻と高校生の娘の3人暮らしで、暴行の様子は娘も目撃していた。伊藤容疑者は妻に対して月に1回ほどDVを繰り返し、顔にあざが残るほど殴っていたという。

 名古屋工業大によると、伊藤容疑者はスポーツ科学専攻。2009年4月に准教授となり、硬式野球部の顧問も務めている。大学は「誠に遺憾で深くおわびする。事実関係を確認のうえ、厳正に対処したい」とするコメントを出した。【安間教雄】

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