飲酒、人身事故の城東中講師を懲免(佐賀)

飲酒、人身事故の城東中講師を懲免
佐賀新聞 2015年11月18日 10時14分

 佐賀県教育委員会は17日、飲酒運転で人身事故を起こした佐賀市立城東中の古森雄一郎講師(32)=大牟田市甘木=を懲戒免職処分にした。

 県教委によると、古森講師は9月14日午前11時40分ごろ、乗用車を酒気帯び運転し、自宅近くの国道を歩いて横断していた80代女性をはね、頭の骨を折る8週間の重傷を負わせた。福岡県警に現行犯逮捕された。

 この日は体育大会の振替休日で、午前7時から缶酎ハイを2本以上飲み、近くのコンビニで電気料金の支払いを済ませた後だった。

 古森講師は、道交法違反(酒気帯び運転)と過失運転致傷罪に問われ、福岡地裁大牟田支部で公判中。県教委によると、11月12日の初公判で起訴事実を認めた。保釈後の事情聴取に対し、「反省している。社会人として甘かった」と話しているという。

 佐賀市教委も17日、管理監督が不十分だったとして城東中校長に文書で訓告した。県教委は8〜9月に不祥事が3件相次いだことから、同日付けで各市町教育長と県立学校長に対し、綱紀粛正の通知を出した。

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