「頭がおかしいのではないか」校長パワハラ再調査 暴言他に17項目 長崎
西日本新聞 2015年11月27日(金)12時16分配信
が男性教頭(57)=休職中=にパワーハラスメントを繰り返していた問題を受け同市教育委員会は26日、2007年度までさかのぼり対象者を広げ再調査した結果、問題になった他に17項目のパワハラがあったと発表した。校長はうち11項目を認め、市教委は25日付で文書訓告にした。
校長は13日に退職願を提出しており、県教委が受理するかを含め処分を検討している。
昨年8月に市教委が校長を口頭で指導した後にも2人がパワハラを受けていたことも判明。記者会見した永田良二教育長は「もう少し対応を厳しくすべきだった」と陳謝した。
再調査は市内の同じ学校で勤務経験がある教職員のうち19人が調査に応じ、18人がパワハラを受けたり、目撃したりしていた。最多は「イライラしてきた。ほらだんまり。根性の腐れとるばい」(15人)で、「殴りたくなった」(11人)、「頭がおかしいのではないか」(10人)、「くそやろう」(7人)などの発言があった。
=2015/11/27付 西日本新聞朝刊=