わいせつ・セクハラ処分の教職員 過去最多
日テレNEWS24 2015年12月25日 18時53分
2014年度、児童生徒へのわいせつ行為やセクハラが原因で処分を受けた教職員の数が過去最多だったことが分かった。
文部科学省が公立の小・中・高校などを対象に行った調査によると、2014年度に免職・停職・減給・戒告の懲戒処分や訓告を受けた教職員は前の年より183人増え、9677人にのぼった。
このうち、児童・生徒などへのわいせつやセクハラが原因で処分を受けた教員は205人で、前の年と同数で過去最多だったことが分かった。
一方、体罰による処分は952人で前の年の3953人から大幅に減少したが、その理由について文部科学省は、大阪・桜宮高校で起きた体罰問題をきっかけに行われた緊急調査の結果、判明した体罰の処分が2014年度までに行われたためとみている。