免停3度もマイカー通勤 事故で発覚の教諭処分
神戸新聞NEXT 2016年1月21日 16時56分配信
3度の免許停止処分を受けながらマイカー通勤を続けたとして、神戸市教育委員会は21日、西区の中学校に勤務する女性教諭(45)を停職6カ月の懲戒処分とした。女性は同日付で依願退職した。
市教委によると、女性は2012年5月〜15年7月、信号無視や一時停止違反などを8回繰り返し、14年1月以降、計270日間の免停処分を受けたが、軽乗用車で通勤を続けたとされる。
市教委の聴取に、女性は「家庭の事情で車を使わざるを得なかった」などと説明。昨年11月、3回目の免停期間中にバイクとの接触事故を起こして発覚したという。
市教委は21日、姫路市内のゴルフ場の売店でセーターを万引した疑いで昨年10月に逮捕された特別支援学校(垂水区)の男性教諭(56)を停職3カ月とする処分も発表。男性は「ゴルフ場や量販店で2年ほど前から、20回から30回程度の窃盗をした」などと話しているといい、同日付で依願退職した。
(小川 晶)