強豪校元顧問が遠征費流用 滋賀短大付バドミントン部

強豪校元顧問が遠征費流用 滋賀短大付バドミントン部
京都新聞 2016年2月28日 8時2分配信

 全国大会の常連校として知られる滋賀短期大付属高(大津市)のバドミントン部で顧問を務めていた20代の女性常勤講師が、部員の保護者から集めた遠征費など約360万円を私的に流用していたことが27日、同高や関係者への取材で分かった。
 同高によると、元顧問は2014年から約1年半の間、遠征費や部費を多めに徴収し、使わなかった差額分を返さなかった。異変に気づいた保護者が昨秋に学校に指摘し発覚した。流用分は全額、元顧問が弁済するという。
 学校は27日に保護者会を開き、事実関係を説明したうえで謝罪した。元顧問については懲戒処分とする方針。
 元顧問は当初、学校の調べに紛失をほのめかしていたが、最近になって自身の食費に充てていたことを認めたという。昨秋から部活動の指導はしていない。
 同部は県内屈指の女子の強豪。全国高校総体にも数多く出場している。

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