広域通信課程の募集停止 ウィッツ青山学園
日本テレビ系（NNN） 2016年3月11日 5時25分配信
国の就学支援金を不正に受け取ったなどの疑いが持たれている三重県伊賀市の「ウィッツ青山学園」が、広域通信課程の新入生募集を停止することがわかった。
「ウィッツ青山学園」は、国が生徒に代わって授業料を支払う就学支援金を不正に受け取っていたとして、詐欺の疑いで去年１２月に強制捜査を受けた。そのほか、通信課程では映画を見せて国語や英語の単位にするなど、不適切な授業を行っていたことが問題となっている。
先週行われた伊賀市の学校審議会では、教育委員会などが学校に対し、新入生の募集を停止することを求めていて、市によると９日夕方ごろ、ウィッツ青山学園から正式に広域通信制課程の新入生の募集を停止するという連絡があったという。また、卒業見込みの３年生約４００人については、今月中に再履修に必要な授業期間を設けるとしている。