教員免許偽造、告発へ 40代の元講師、来週にも福島県教委

教員免許偽造、告発へ 40代の元講師、来週にも福島県教委
福島民友ニュース 2016年03月17日 09時07分 

 偽造した教員免許状で採用された40代女性の元講師が、約9年間にわたり県内の中学、高校計4校で教えていた問題で、県教委が来週にも、有印公文書偽造・同行使などの疑いで元講師を刑事告発する方針を固めたことが16日、関係者への取材で分かった。

 元講師は昨年10月、教員免許が偽造されたものと発覚したため、郡山市の私立高を懲戒免職になった。その後の県教委の調べで、同校採用前の2006(平成18)年11月から13年3月まで、県内の公立中1校と、県立高2校で講師として美術の授業を行っていたことが判明した。偽造された免許状は1994年3月付の中学校1科目と、2007年3月付の高校2科目の計3枚で、県外の教育委員会が発行したと記され、印影も押されていたという。

 県教委が福島署に刑事告発する準備を進めている。

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