卒業式で不起立の教職員3人処分
産経新聞 2016年3月26日(土)7時55分配信
卒業式の国歌斉唱時に、校長の職務命令に反して起立や斉唱をしなかったとして、都教育委員会は25日、都立大森高の女性教諭2人と都立石神井高の女性職員1人を戒告処分とした。大森高の教諭はそれぞれ2回目と3回目の処分で、石神井高の職員は初めて。
また、都教委は同日、多摩地区の都立高校の男性教諭(47)が顧問を務める部活動の部費について不適切な会計処理を行ったとして停職3カ月、確認を怠った同校の校長と副校長を戒告の懲戒処分とした。
都教委によると、男性教諭は自分名義の口座に部費を入金し、自らのクレジットカードで部の備品などの支払いをしたほか、この口座から妻が生活費などを支出し、一時的に最大で約62万円部費が不足した。