懲戒処分  5教諭、飲酒運転など /宮城

懲戒処分  5教諭、飲酒運転など /宮城
毎日新聞2016年3月30日 地方版

 県教育委員会は29日、飲酒運転で事故を起こした仙台三桜高の男性教諭(42)を停職12カ月▽迫桜高の男性教諭(53)を停職10カ月−−にするなど、計5人の教諭を懲戒処分にしたと発表した。

 県教委によると、仙台三桜高の教諭は2月、仙台市太白区の飲食店で飲酒後、帰宅しようと車を運転。名取市内で街灯などに衝突する事故を起こした。迫桜高の教諭は2月に登米市の酒蔵見学会で飲酒して徒歩で帰宅。再び車を運転して外出し、河川敷に転落する事故を起こした。いずれも事故後の呼気検査で、基準値以上のアルコールが検出された。

 また、野球部員に対し「殺すぞ」と発言したり、賞味期限が切れたものを食べさせるなどしていた北部教育事務所管内の高校野球部の男性顧問(44)を減給3カ月、男性監督(52)を減給1カ月の懲戒処分。児童の通信票など個人情報の入ったUSBメモリーを無許可で校外へ持ち出し、紛失した公立小の女性教諭(44)を減給1カ月とした。【山内真弓】

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