市岐阜商教諭を懲戒免職処分 児童買春疑いで逮捕
中日新聞 2016年4月29日 10時00分
岐阜市教委は２８日、児童買春・ポルノ禁止法違反（児童買春）の疑いで逮捕され、起訴猶予となった市立岐阜商業高校の町田尚紀教諭（２９）を懲戒免職処分とした。
市教委などによると、町田教諭は２０１５年１０月２７日、名古屋市内の少女＝当時（１６）＝に対し、１８歳未満と知りながら、現金を支払う約束で、みだらな行為をした。今月７日に愛知県警に逮捕されたが、起訴猶予となった。被害者側とも示談が成立しているという。
処分について、市教委は「刑事上の判断とは別に、本人が事実関係を認めており、教育職であることを考えても適切だ」としている。町田教諭は市教委に対し「自分の軽率な行為で、これまでにかかわった多くの生徒や先生方に迷惑を掛け、申し訳ない」と話しているという。
同校の校長（５６）も監督責任を問い文書訓告とした。