25歳男性教諭、生徒の首元にのこぎり 保護者会には「腕」と説明 三重

25歳男性教諭、生徒の首元にのこぎり 保護者会には「腕」と説明 三重
産経新聞 2016.6.1 16:28更新

 三重県いなべ市立北勢中学校で5月、技術科の男性教諭(25)が生徒の首や腕にのこぎりをあてがっていたことが1日、学校への取材で分かった。学校側は保護者会などで「腕にあてがっただけ」と説明していた。

 児玉光明校長は「生徒たちに不安を与えたくなかった。申し訳ないと思っている」と謝罪した。

 学校などによると5月11日、2年の男子生徒が休み時間に技術室にあるのこぎりを持っていたため、教諭が取り上げ注意した。生徒が取り返そうとしたことから、カバーが付いた状態で刃の部分を右腕や首元にあてがった。その際、シャツに引っかかり1センチほど裂けた。生徒にけがはなかった。

 同日、教諭が生徒の担任に話して発覚し、学校側は生徒と両親に謝罪。その後、学年集会や保護者会を開いたが、事実と異なる経緯を説明していた。教諭は今春採用された。

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