女子大生と同室13連泊 弘前大准教授の“常習セクハラ”手口
2016年6月5日 10時26分 日刊ゲンダイ
女子学生と海外出張し、同室で13連泊。そんなうらや……いや、とんでもない男性准教授がセクハラで停職6カ月の処分に。青森県の弘前大人文社会科学部の50代准教授で、同大が2日に発表した。
准教授は2014年3月のアジア出張の際、同行した女子学生と同じ部屋を予約。嫌がる女子学生を無視、「同室の方が安くて安全だと思った」と弁解しているというが、どうやら“常習”らしい。
「准教授は14年9月の研修旅行でも、同行した別の女子学生に同室の宿泊を持ちかけるなど、十数年前からセクハラで何度も注意を受けていたそうです。自分好みの女子学生ばかり、えこひいきしていたため、他の学生が大学に相談。大学が注意したら、ゼミを予定通りの時間に開かないなど、逆ギレしていました」(弘前大関係者)
弘前大OBがこんなエピソードを明かす。
「授業ではインドの“性典”カーマ・スートラにかこつけて、女子学生の手を握ったりしていた。ゼミの試験に男子学生が来ると、露骨に嫌がっていましたね。セクハラ停職処分の報道を知って、すぐに『あの先生だ』と顔が浮かびました」
弘前大では6年前にも30代の男性准教授が女子学生に対するわいせつ行為で停職12カ月に。2年前にも40代の男性教授が大学院生に暴言を吐くアカハラで停職3カ月の処分を受けている。ど〜なってるのと、きのう(3日)、同大に問い合わせたら、「担当者が休暇を取って帰宅したため、答えられない」(人事課)。一事が万事。