スーパーに大量ゴキブリ放った女性小学校事務員の言い分
日刊ゲンダイ 2016年7月7日 10時26分
迷惑千万な話だ――スーパーにゴキブリを放し5日、兵庫県警に威力業務妨害の疑いで逮捕された神戸市立西脇小学校事務員・永瀬俊子容疑者(56)。自宅で飼うネコの餌に群がるゴキブリを閉店間際にスーパーの鮮魚コーナーにばらまいたという。
「自宅で捕まえたゴキブリを殺せず、餌があるスーパーに逃がした。生かすためだった。営業妨害の意図はなかった」と供述している。
学校の事務員は教師ではなく、会計、物品管理、労務など学校運営の事務を行う。2015年度の神戸市の事務員試験では167人中、合格はわずか5人の“狭き門”だ。同校の事務員は永瀬容疑者一人だった。
「永瀬さんは、当校に来て8年。その前も何校かで事務員の仕事をされているベテラン。真面目で普通の職員ですよ。最近、変わった様子もありませんでした」(同校教頭)
被害に遭ったスーパーによると、6月26日、閉店時間の10分前の午後11時20分ごろ、片付けをしている従業員がゴキブリの入った透明袋を見つけた。防犯カメラを確認したところ、永瀬容疑者がばらまくさまが写っていて御用になった。
「発見後、従業員総出で“ゴキブリ捕獲”が始まった。15〜20匹捕まえました。翌日の営業では終日、ゴキブリが出たというようなことはなくホッとしています。営業終了後、業者に駆除、消毒をしてもらった。駆除費用を容疑者に請求させてもらうかもしれません」(スーパー担当者)
真夜中のキツイ残業だったに違いない。