小中の2教諭が免許更新忘れ…発覚は道内初

小中の2教諭が免許更新忘れ…発覚は道内初
読売新聞 2016年7月8日(金)8時9分配信

 北海道教育大は5日、付属釧路小学校の40歳代の男性教諭と、付属旭川中学校の30歳代の男性教諭の計2人の教員免許が失効した状態だったと発表した。

 旭川中の教諭は学級担任で、今年4月から約100人の授業を受け持っていたが、授業は適切に行われており補講などはしないという。道教育委員会によると、道内で免許の失効が発覚するのは、2009年度に有効期間が10年間となった現行制度導入後、初めてという。

 発表によると、6月に文部科学省から確認徹底の通達があり、調べたところ、釧路小の教諭は13年6月から、旭川中の教諭は今年4月から、更新手続きを忘れたため、失効していたことがわかった。釧路小の教諭は学級担任を持たなかったため、授業は受け持っていなかったという。

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