懲戒処分
飲酒し店主暴行、男性教諭を減給 県教委 /山梨
毎日新聞2016年7月28日 地方版
県教育委員会は27日、酒に酔って飲食店の男性店主の顔を蹴りけがをさせたとして、笛吹市内の公立中に勤務する50代男性教諭を減給3カ月(10分の1)の懲戒処分にしたと発表し、謝罪した。男性教諭は県教委の聞き取りに「すべての方に申し訳なく思っている」と述べたという。
同教委によると、教諭は昨年9月、笛吹市内の飲食店で同僚と酒を飲み、その後、自宅近くまで車で送ってくれた店主の顔を蹴り全治2週間のけがをさせた。店主が県警に被害届を出していたという。
傷害容疑で捜査していた甲府区検が先月23日付で教諭を不起訴処分(起訴猶予)とし、示談も成立したことなどを踏まえ、処分を行った。また、笛吹市教委は監督責任を問い、当時の勤務先の校長を厳重注意したという。【藤河匠、松本光樹】