いじめか、中１男子自殺…保護者訴え調査
読売新聞 2016年8月26日(金)19時52分配信
青森県上北郡の公立中学校に通う１年生の男子生徒（１２）が１９日に自殺していたことが分かった。
地元の教育委員会が２６日発表した。保護者が学校にいじめの可能性を訴えており、教委は、いじめ防止対策審議会を設置し、自殺の原因を調べる。
発表によると、生徒は１９日午前５時半頃、自宅の小屋で意識不明の状態で見つかり、病院で死亡が確認された。生徒が書いたとみられるメモもあったが、教委は「警察が調べており、内容は不明」としている。生徒の中学校は、２２日が２学期の始まりだった。
生徒は６月１日、担任教諭に「（５月末に行われた）席替えが嫌だ」と訴え、同１３日には母親が「椅子を蹴られるなどの嫌がらせをされている」と申し出た。学校は直後に席替えを行い、母親は７月２５日の三者面談で「息子の様子は落ち着いている」と話したという。