教師から飛び込み指示された男子生徒、首の骨を折る大けが

教師から飛び込み指示された男子生徒、首の骨を折る大けが
フジテレビ系(FNN) 2016年9月27日(火)12時38分配信

東京都立の工業高校の水泳の授業で、教師から飛び込みを指示された男子生徒が、首の骨を折る大けがをしていたことがわかった。
事故があったのは、東京・江東区の都立墨田工業高校。
東京都教育委員会によると、2016年7月、水泳の授業で、男性教諭が3年生の男子生徒に対し、スタート位置から1メートル離れたプールサイドで、1メートルの高さにデッキブラシの柄を伸ばし、柄を超えて飛び込むように指示した。
当時の水深は、通常よりも浅い1.1メートルだったということで、生徒は、プールの底に頭を打ち、首の骨を折る大けがをした。
生徒は、授業で飛び込みを練習した経験が、ほとんどなかったという。
都教育委員会は、「習熟度に応じておらず、水深も浅く不適切な指導だった」としている。

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水泳授業で飛び込み、生徒が首の骨折る
TBS系(JNN) 2016年9月27日(火)13時17分配信

 東京・江東区の高校で今年7月、水泳の授業中にプールに飛び込んだ男子生徒が首の骨を折る大けがをしていたことがわかりました。

 都の教育委員会によりますと、今年7月、江東区にある都立墨田工業高校で、水泳の授業中に高校3年の男子生徒(18)がプールに飛び込みました。その際、男子生徒はプールの底に頭を打ち、首の骨を折る重傷を負い、現在も胸から下がまひした状態です。

 指導していたのは43歳の保健体育の男性教諭で、教育委員会の事情聴取に対し、「危険な行為をしてしまった」と話しているということです。

 文部科学省は、2012年度から小中学校の授業では飛び込みを禁止していますが、高校の授業については禁止せず、段階的に指導するよう定めています。(27日11:03)

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