窃盗容疑などで高校教諭を再逮捕 岡山・真庭署、県南の民家にも侵入
山陽新聞デジタル 2016年10月8日(土)8時30分配信
岡山県北部の女性宅に侵入し室内を物色したとして、県警捜査3課と真庭署などに逮捕された岡山県立高校教諭の容疑者(29)=同県真庭市=が、県南部の民家に忍び込み現金などを盗んでいたとして窃盗、住居侵入の両容疑で再逮捕されていたことが7日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、再逮捕容疑は8月上旬、県南部の民家にガラスを割って侵入、室内から現金数十万円と貴金属などを盗んだ疑い。容疑を認めているという。再逮捕は今月4日付。
県警は、女性宅に窃盗目的で侵入したとして、窃盗未遂などの疑いで容疑者を9月13日に逮捕。その後、再逮捕容疑に関する供述を始めたとされる。
県教委によると、容疑者は2015年度に採用された。2年生の担任で担当は国語だった。
岡山県警真庭署は13日、勤務時間中に同僚の女性宅に侵入したとして、住居侵入と窃盗未遂の疑いで岡山県真庭市蒜山上長田、県立勝山高蒜山校地の教諭、深井謙作容疑者(29)を逮捕した。「洗濯かごを物色したのは間違いない」などと大筋で容疑を認めており、下着を盗もうとしたとみて調べている。
逮捕容疑は5日午前10時15分ごろ、岡山県内の同僚の女性宅に侵入し、押し入れを物色したとしている。帰宅した女性と鉢合わせになり、何も取らずに逃げた。
県教育委員会によると、事件当日は学校祭の準備日で、深井容疑者は上司に「学校祭で必要な物品を買いに行く」と伝えて外出したという。